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エンディングノートと遺言書の違い

エンディングノートの役割は、遺言書で伝えきれない情報を補完するものと考えてよいでしょう。ただ、補完といっても大切な情報ばかりで、またその量も膨大になりつつあります。

エンディングノート 遺言書
終末期医療や葬儀の希望、預貯金や負債の金額、
生活情報の明示
遺産相続の分配を表明する
(公証役場などで作成)
生きているうちに伝えられる 死亡後に家庭裁判所で開封し検認
財産分与などで法的拘束力なし 財産分与などで法的拘束力あり

エンディングノート遺言書の決定的な違いは大きく2つあります。

終活関連の書籍

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財産分与などの法的拘束力があるのは遺言書で、エンディングノートに分配率の変更や法的相続人以外への遺贈を書いても、相続人から異議があれば法的拘束力はないので認められません。

一方、エンディングノートでは延命治療の拒否など終末期医療の希望をはじめ、生前契約した葬儀社の連絡先、預貯金のほか趣味の品物の分配など、あらゆる事柄を記すことが出来ます。
死後にしか内容を確認できない遺言書と違って、生前の希望などご家族と共に書き伝えていくのがエンディングノートとなります。

どちらかを選ぶものではなく、それぞれにメリットとデメリットがありますので、補完し合うと考え遺言書とエンディングノートの両方を制作する方が多いです。

エンディングノートが注目される現代人の生活

終活世代が増えています

終活世代が増えています

エンディングノートがなかった時代は、生前の情報や希望を会話を通じ家族に伝えていた場合が多いと思います。3世代同居家族が一般的な時代、日々顔を合わせていれば生活情報がまる分かりですし、医療や葬式などの希望も伝えることが出来ました。

しかし、核家族が進み息子世代は生家から離れ、通勤に便利な都市に新たな家庭を築きます。親の日頃の生活状況がどのようなものか、知らない息子さんも増えてきています。

一方で現代日本人は、昔と比較にならないほど多数の家財道具や品物を保有しています。またIT情報化が進み、物でないデジタル情報も知らず知らずのうちに大量に保有しているのも事実です。

その一つ一つに思い入れがあり、大好きだったものを大切にしてくれる方に遺したい希望を伝えるのもエンディングノートの役割です。
そして膨大になるIT情報に関してはエンディングノートが有効です。携帯電話やパソコンなどIT機器やネット上の契約などパスワードが必須です。契約解除するにもパスワードがないと手続きに手間取る場合も多く、書き記しておいた方が良いでしょう。


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カテゴリー:【終活】安心の為に   最終更新日:2013年8月30日
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