日本の風習ニュースのトップ >>  【終活】安心の為に > 終活における遺品整理について

終活における遺品整理について

人生最期の日をより良く迎えるために行われる様々な準備活動を「終活」と呼んでいます。数ある終活の中でも、遺品整理(または生前整理・形見整理)は、残された家族の負担を軽減するだけではなく、自分自身の人生を振り返る上でも、大変意義のある活動の一つです。身体が元気なうちに身のまわりの品々を整理整頓することで、家族に形見として受け継いで欲しいものも確実に送り届けることができるでしょう。

遺品整理の必要性

亡くなった人の遺品整理は、残された家族にとって大きな負担となります。家を売却または大家さんに返却するとなれば、引っ越し以上に大がかりな作業となります。特に、細々とした遺品が多い場合などは、何をどう処分したら良いのか悩まされるでしょう。生前に思い切って身のまわりの不要品を処分しておけば、家族の負担は軽くなります。

また、家族であっても見られたくないものがあれば、自分で処分しておきましょう。自分が亡くなった後に、家族をがっかりさせてしまうようなものや、不信感を持たれてしまうようなものがあってはなりません。

最近では、「足腰が弱くならないうちに」遺品整理をしておこうと考える人も少なくありません。重い書物の整理や、段ボール箱の運搬は、体力の衰えとともに自分一人ではできなくなってしまいます。遺品整理専門の業者に依頼するのも一つの方法ですが、一つ一つ思い出に浸りながらゆっくりと整理する時間も有意義なものです。

遺品整理すべきもの

書類
銀行通帳や自宅の登記簿、保険証や年金手帳などの証明書関係は、自分の死後に家族が行う諸手続に必要になります。いつ求められてもすぐに提出できるよう、一冊のファイルに綴じておくと便利です。また、電話帳や年賀状の宛先一覧表などもわかりやすく保管しておくと、葬儀の連絡をする際に役立ちます。

資産価値のあるもの
資産価値がある書画骨董品、貴金属などは、相続や形見分けの際にトラブルにならないよう、あらかじめ鑑定をしてもらい、鑑定書と一緒に保管しておきましょう。

記念となるもの
自分や家族の写真を納めたアルバムや、日記などは、故人との思い出を振り返るためにも、処分せず残してもらいたいものです。後々、整理整頓がしやすいよう、見出しをつけて分類しておきます。

棺に入れて欲しいもの
家族からもらった手紙や人形、愛読書など、死後の世界にまで持って行きたいと思うものがあれば、葬儀の際、棺に入れてもらうようメッセージを添え、箱や袋などにまとめておきます。

形見分けについて

故人が愛用していたものや思い出の品々を遺族で分け合う「形見分け」も、生前に行えば、またひと味ちがった印象を残すことができます。形見分けという名目では、多少遠慮されてしまったとしても、ちょっとしたプレゼント感覚で贈れば、相手も喜んでくれるかもしれません。ただし、相手が必要としていないものや、あまりにも汚れが酷いものなどを贈るのは避けましょう。また、どんなに親しくしていても、年上の人に形見分けをするのは、マナー違反です。

残された家族に見られたくないものや、いつまでも大切に受け継いでもらいたいものを整理するためにも、終活ではしっかりと遺品整理を行っておきましょう。


「【終活】安心の為に」の関連記事




カテゴリー:【終活】安心の為に   最終更新日:2016年12月23日
冠婚葬祭 最新情報
冠婚葬祭 よくある質問集