日本の風習ニュースのトップ >>  【終活】安心の為に > 終活をする際の保険の考え方

終活をする際の保険の考え方

病気やケガ、介護、死亡など、人生におけるさまざまなアクシデントに備える生命保険。子供が独立すると生命保険は不要と考える人も少なくありませんが、余生を有意義に過ごし、のこされた家族の暮らしを守る上で大切なものです。また、生命保険に加入しているものの、契約内容をよく把握せずにいる場合も要注意です。主契約だけではなく、付帯する特約やそれらの保障条件についてもしっかりと確認しておくことが大切です。

生命保険の必要性

一家の大黒柱が病気やケガで入院して高額な医療費がかかったり、突然死に見舞われ家族が取りのこされてしまったりしても生計を維持できるほど、十分な貯蓄があれば生命保険に加入する必要はないかもしれません。

一方、「自分が入院したときに、妻や子供たちに費用を負担させたくない」といった具体的な目的がある場合は、生命保険へ加入したほうが良いでしょう。それまで生命保険にまったく関心がなかった人でも、40代、50代を過ぎ何らかの形で「終活」を意識したタイミングで、生命保険の検討をはじめるケースがしばしば見られます。

生命保険のかけ方に関する注意点

「家族には内緒で生命保険に加入している」という声も聞かれますが、家族への相談なしに生命保険に加入してしまうと、後々、家族間でトラブルを引き起こす可能性があります。また、家族に知られないようタンスに保管している保険契約書も、自分の死後に家族の手元に渡らなければ、死亡保険金の請求はできません。生命保険には、保険料の払い込みを請求できる期限が定められているため、期限までに請求がなければ、せっかくの保険もすべて無駄になってしまいます。

リビングニーズ特約とは?

生命保険は、死亡、医療、介護にかかわる保障に相当する「主契約」と、主契約の内容を充実させる「特約」で構成されるのが一般的です。このうち、特約については、よく内容を把握しないまま契約してしまうケースが少なくないため、注意が必要です。

代表的な例として、死亡保険に付帯される「リビングニーズ特約」が挙げられます。リビングニーズ特約は、契約者が何らかの病気またはケガにより医師から余命6ヶ月以内の宣告を受けると、3,000万円を上限として、死亡保険金の一部を生前に受け取れるというものです。最近の生命保険には、ほとんどの場合、リビングニーズ特約が無料で付帯されていますが、まだまだ活用しきれていない人が多いのが現状と言えます。

リビングニーズ特約のメリットとデメリット

リビングニーズ特約は、すべての病気やケガが対象となります。6ヶ月以上生存した場合にも返還する必要がなく、その用途にも制限がありません。のこされた時間を有意義に過ごすために、家族旅行の費用やお墓の購入代金、医療費の補填、子供や孫の教育費などに充てるのも良いでしょう。

ただし、保険期間の満了まで1年を切っている場合は、支払いの対象外となってしまうため、あらかじめその時期を把握しておく必要があります。また、生存中に保険金を使い切れなかった場合は、そのまま家族に相続される関係上、相続税の支払いが発生してしまうため、用途を明確にした上で手続きすると安心です。

自分や家族のライフスタイルに見合った生命保険を選ぶことは、人生の最期をよりよく迎えるための準備(終活)を進める上で欠かせないものとなるでしょう。終活をはじめる際は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。


「【終活】安心の為に」の関連記事




カテゴリー:【終活】安心の為に   最終更新日:2016年12月23日
冠婚葬祭 最新情報
冠婚葬祭 よくある質問集