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知っておきたいお墓参りの作法とマナー

お墓参りで最も大切なことは、先祖や故人を思う気持ちです。お墓参りは、特別な作法は決められていないものの、先祖を敬い、故人の冥福を祈る気持ちを伝えるためにも、基本的なマナーを身に付けておくことは大変重要です。

お墓参り(イメージ)

お墓参り(イメージ)


また、お世話になっている寺院の住職や霊園管理者、ほかにお参りをしている人に対しても失礼のないよう、身なりにも配慮するようにしましょう。ここでは、お墓参りをするに当たって知っておきたい、作法やマナーを紹介します。

お墓参りはいつ行くべき?

故人の命日、年忌法要、春秋のお彼岸、お盆の時期にお墓参りをするのが一般的になっているものの、子供の進学や就職、結婚など、人生の節目となる出来事がある度に、報告や感謝の気持ちを伝えに行くのが本来の姿でもあります。お墓参りには、先祖や故人の供養だけではなく、お参りする人の精神を浄化し心を癒す作用もあるのです。

ご先祖さまのご供養(イメージ)

ご先祖さまのご供養(イメージ)

ご先祖さまのお墓参り(イメージ)

ご先祖さまのお墓参り(イメージ)




最近では家族の過疎化が進み、年に数回のお墓参りでさえ行くことが難しくなっている家庭が増えています。誰にも供養されず無縁仏と化しているお墓もあるように、どうしてもお墓参りに行くことができない場合は、卒塔婆供養だけでも行ってもらうよう、寺院の住職へ相談してみると良いでしょう。お墓の近くに住む親戚が居なくなってしまった際には、自宅付近への改葬を検討してみるのもひとつの選択肢です。

お墓参りをする際に気を付けたいこと

お墓参りに行くときは、派手な色やデザインの服を避け、清潔感のある落ち着いた雰囲気のものを着ていくようにしましょう。普段着でも問題ありませんが、先祖や故人に見られても恥ずかしくない身なりでお参りする気持ちが大切です。

お墓参りでは、まずお墓の前で合掌し、先祖に挨拶をしてから掃除に取り掛かります。墓石周辺のゴミを拾い、雑草も綺麗に取り除きます。次に、墓石や花立て、線香台などを丁寧に洗います。

文字が彫られている部分や指先が入らない細かい部分は、歯ブラシを使うと便利です。汚れが付いたまま長時間放置していると、その部分にシミができてしまったり腐食が広がったりするため、しっかりと汚れを落とすようにします。

掃除が終わったら、たっぷりと水を入れた花立てにお花を添えます。お花のほかにも、故人の好物や季節の果実などをお供えするのも良いでしょう。食べ物は墓石に直接置かず、半紙やお皿の上に置くようにします。

お墓のお掃除(イメージ)

お墓のお掃除(イメージ)

香炉にお線香(イメージ)

香炉にお線香(イメージ)




このとき、故人の好きな飲み物をお墓に掛ける人もいますが、墓石を傷める恐れがあるので避けるようにしましょう。

最後に、お線香を束ねたまま火を灯し、線香台に寝かせます。火を消すときには、決して口で吹き消すのではなく、手であおって消すのがマナーです。十分に火がまわったら、墓石の上からひしゃくですくった水をかけて合掌します。

お参りが終わったら、お花以外のお供えものは持ち帰るようにしましょう。食べ物をそのまま置いていくと、カラスに食い散らかされて墓地を汚してしまうことになりかねません。

お盆やお彼岸の墓地、霊園には、家族揃ってご先祖様に手を合わせる姿が多く見られます。ご先祖様へ家族の近況を報告しつつ、日頃の感謝の気持ちを伝える素晴らしい慣わしを、小さなお子さんにも是非伝えていきたいものです。


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カテゴリー:【祭】ご先祖様に感謝   最終更新日:2015年8月28日
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