お墓の種類と選び方

残された家族に負担を掛けないよう、元気なうちに自分が入るお墓を持ちたいと考える人は少なくありません。生前にじっくりと時間を掛けて「終の住処」を持つことは、縁起の良い行為であると言われています。

もちろん、亡くなった後にしばらくしてから、残された人たちがお墓を探したり、納骨をしたりしても問題はありませんが、後々後悔しないよう手順をよく把握しておくことが大切です。

ここでは、お墓の種類とその選び方を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

まずは墓地を選ぶ

お墓は、「墓地、埋葬等に関する法律」により、都道府県知事の許可を得た区域のみ建てることができます。墓地は、その経営母体によって「寺院墓地」、「公営墓地(公営霊園)」、「民間墓地(民間霊園)」に大別され、それぞれにメリットとデメリットがあります。

寺院墓地(イメージ)

寺院墓地(イメージ)

公営霊園・墓地(イメージ)

公営霊園・墓地(イメージ)




民間霊園(イメージ:牛久沼聖地公苑)

民間霊園(イメージ:牛久沼聖地公苑)



まずは、立地条件や自宅からの所要時間、交通状況、設備環境、価格、宗旨や宗派などさまざまな条件の中から、最も優先すべき項目を考えながら候補地を絞っていきます。住職の人柄や管理状況、周辺の環境など、ウェブサイトやパンフレットだけでは情報が得られ難い部分は、現地に足を運んで確認するようにしましょう。

お墓を建てる場所が決まったら、墓地を使用するための手続きを行います。必要書類を準備して永代使用料や管理料などを納入すると、各墓地から使用許可証(永代使用権)が発行されます。

墓石のデザイン(形)

墓地や霊園との契約が済んだら、墓石を購入する石材店を選び、お墓のデザインや石材の種類、付属品などの検討を行います。墓石のデザインには、昔ながらの「和型墓石(縦型)」と、オルガン型やプレート型に代表される「洋型墓石(横型)」、オリジナル性を重視した「デザイン墓石」の三種類があります。

和型墓石(イメージ)

和型墓石(イメージ)

洋型墓石(イメージ)

洋型墓石(イメージ)



墓石のデザインは、自由に選ぶことができるものの、寺院や霊園の方針により制限される場合があるためよく確認しておきましょう。

石材の種類

墓石に使用される石材は、国内で流通しているだけでも150種類以上あると言われています。長時間紫外線や雨風にさらされても傷まないよう、硬度が高く吸水性の低い耐久性に優れた石材を用いるのが一般的です。

中でも国内で多く流通しているのが、「御影石」と呼ばれる種類の石材です。御影石は、花崗岩(かこうがん)や閃緑岩(せんりょくがん)、はんれい岩などと呼ばれる石の総称で、地底深くのマグマが冷えて固まったものを指します。

石に含まれる鉱物の量によって色や模様が異なり、外見だけではその優劣を見極めることは難しいため、展示品に示される等級、または原産地や石材の強度、吸水率などを記した品質表示を参考に選ぶようにします。

御影石の色(イメージ)

御影石の色(イメージ)


お墓は、高価なほど良いとも限りません。購入の際は、先祖や故人を思う気持ちはもちろんのこと、子や孫が喜んでお墓参りに行けるよう、立地や周辺環境、掃除のしやすさなどに配慮することが重要です。

また、お墓のデザインによっては、墓石以外にも施工や文字彫刻、付属品などに別途費用が掛かってしまいます。耐久性や耐震性に優れ、見た目の美しさを長く維持できるような素材を、予算が許す範囲内で慎重に選んでいきましょう。


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カテゴリー:【祭】ご先祖様に感謝   最終更新日:2015年10月15日
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