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終活記事:文藝春秋うらやましい死に方2013

今回は、終活を実践されている方、これから取り組む方にお薦めの記事です。

文藝春秋の12月号に、作家の五木寛之さんが選者となって「うらやましい死に方2013」が掲載されました。ご家族や身近な死について、エピソードや死生観など読者から投稿してもらう企画で、14年前につづき今回で2回目となります。
掲載されたのは30通の”うらやましい死に方”、とても興味深かった投稿をご紹介します。

<引用ここから>
うらやましい死に方2013 選・文 五木寛之
文藝春秋「うらやましい死に方2013」

文藝春秋「うらやましい死に方2013」


お通夜のおせち料理
埼玉県志木市 59歳女性
十二月三十一日、母は腹部動脈瘤破裂による腹痛を訴え僅時間後に苦しむ事もなく眠るように息を引き取りました。怖がりで神経質な母にとって、穏やかで幸せな最後でした。今思えば、その日が近いことを悟ったかのような母の行動でした。
< 中略 >
十二月三十一日には元旦に思いを馳せ、納得のいくまで沢山のおせち料理を作りました。また例年なら年が明けてから年始に行く姉妹の所へ急に思いたった様に、「お年賀を持って行く」と急遽出掛けました。今思えば、お別れに行った事になります。
< 中略 >
そして翌朝静かに息を引き取りました。
突然の事で悲しむばかりの私達に母からの最後の贈り物。それは通夜の席で食した母の手作りのおせち料理でした。昔から家に人を寄せ手料理を振る舞うのが大好きだった母。親戚皆で母の思い出話をしながらいただきました。
< 後略 >
<引用ここまで>
文藝春秋2013年12月号より

みんなが体験する家族や身近な人の死を、投稿された30通のエピソードで疑似体験することが出来ます。苦しみながらも最期は幸せと感謝を述べながら迎える死、最期までご自身の人生観を貫き、人となりが滲み出ている死など、タイトル通り“うらやましい死に方”ばかりです。

終活を進めて行くと、契約や手続きなどを無味乾燥した作業だと感じる方も多くいらっしゃいます。終活はあくまで準備作業であって、本番はご自身の最期です。いかに楽しみながら幸せな最期を迎えるか。“うらやましい死に方”をご参考にして、自分らしい最期を考えるのも、終活の楽しみかもしれません。


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カテゴリー:冠婚葬祭の最新情報   最終更新日:2013年11月13日
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